【2017年最新版】過払い金の仕組みとメリット・デメリットを解説

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「なんだか利息を払い過ぎている気がする」「返済している間に金利が変わった」

そんなことを感じたことはありませんか?

少しでも同感だと思ったのなら、今すぐ「過払い金」の相談をしてみることをおすすめします。

過払い金のことを知りたい方へ向けて、メリットやデメリット、仕組みや費用についてご説明いたします。

「過払い金」とは?

過払い金というのは読んで字のごとく、払い過ぎたお金つまり過払い利息のことを言います。

経緯と仕組みはのちほど詳しくご説明しますが、2006年12月~2010年6月にかけて施行された「貸金業法の改正」にともない、キャッシングの金利が大きく変わりました。

そのため、金利が変わる以前から借り入れがあるという方は、過去から現在にわたって過払い金が発生している可能性が大いにあります。

メリット

過払い金には以下の4つのメリットがあります。

  • 払い過ぎた利息が返ってくる
  • 利息の再計算をすることが借金を減らすことができる
  • 完済後なら信用情報に登録されない
  • 成果報酬型で相談料は基本無料

払い過ぎた利息が返ってくる

繰り返しになりますが、過払い金請求をすることで数万円~数百万円の過払い金を取り戻すことができます。

現在利用しているキャッシングの借入残高が2010年6月以前から借りているものであれば、その可能性が高いです。

利息の再計算をすることで借金を減らすことができる

払い過ぎた利息を取り戻すだけでなく、当時にさかのぼって金利の再計算をすることで、現在の金利に応じた借入残高まで減額することができる場合があります。

利用者によっては、「返ってきた過払い金」と「再計算して減額した借金」で全額返済できるくらいの過払い金があるケースもあるくらいです。

完済後なら信用情報に登録されない

過払い金と同じように、弁護士へ相談して行う「債務整理」は信用情報に記録が残ってしまうため、その後の5~10年程度はローン審査に大きな影響を与えてしまいます。

一方で過払い金は、完済後の手続きであれば信用情報に記録が残らないので、過払い金請求を行うデメリットがありません。

ちなみに、過払い金の請求は最後の取引から10年までさかのぼってすることができます。

債務整理についてはこちらのページをご参考ください。

借金返済に疲れたら債務整理!【メリット・デメリット・費用】

相談無料

デメリット

  • 完済前の過払い金請求は信用情報に記録が残る
  • 過払い金請求を行ったキャッシングは利用できなくなる
  • 最後の取引から10年以上経つと時効になってしまう

完済前の過払い金請求は信用情報に記録が残る

「完済後」の過払い金請求は信用情報に影響しませんが、返済中のキャッシングに対して過払い金請求を行う場合は信用情報に記録が残ります。

記録されたものは「事故情報」として、債務整理と同様に5~10年程度は記録が残ります。

ただし返済期間が長期にわたるのであれば、早めに過払い金請求を行って返金と減額をしてもらうのも1つの手段です。

過払い金請求を行ったキャッシングは利用できなくなる

当然といえば当然ですが、過払い金請求を行ったキャッシングはその後利用できなくなります。

完済後の請求で信用情報に残っていない場合でも、キャッシング側に記録が残されるのでそれ以降は利用できないと考えておきましょう。

できればそれを機に、キャッシングからは足を洗いたいものですね。

最後の取引から10年以上経つと時効になってしまう

のちほど詳しくご説明しますが、過払い金を請求することができるのは、最後の取引から10年以内です。

要するに、完済してから10年以内が過払い金を請求することができる期限というわけです。

すでに全額返済をした方でも、ちょっと振り返って現在の金利と比較して、利息を払い過ぎていないか一度確認してみてください。

過払い金が生じる仕組み

2006年12月~2010年6月にかけて施行された貸金業法の改正で、上限金利が引き下げられたことにより、改正前と改正後に金利の差ができました。(グレーゾーン金利の撤廃)

この当時から借り入れをしていた場合は、改正前までさかのぼって現在の金利で利息を再計算することができます。

これによって生じた利息の差額が「過払い金」です。

ちなみに、グレーゾーン金利が撤廃された他にも、貸金業法の改正では以下の内容が施行されました。

貸金業法の改正(2006年12月~2010年6月)

新しい貸金業法のポイント(引用:金融庁)

  • 総量規制
  • 上限金利引き下げ
  • 貸金業者に対する規制の強化

「総量規制」の導入

総量規制は、年収の3分の1をこえる借り入れを規制する法律です。多重債務を防ぐために利用者を守る目的で導入されました。

借り入れ件数が1社からでも2社以上からでも、年収の3分1までしか借りられないという制限ができました。

上下金利の引き下げ(グレーゾーン金利撤廃)

「出資法」の上限金利が、29.2%から15.0~20.0%に引き下げられました。

これによって、出資法と利息制限法の上限金利の差がなくなり、いわゆる「グレーゾーン金利」が撤廃されました。

上限金利 改正前 改正後
出資法 29.2% 20.0%
利息制限法 20.0% 20.0%

貸金業者に対する規制の強化

キャッシングの営業所には、必ず「貸金業務取扱主任者」の国家資格を持つ者がいなくてはならないようになりました。

過払い金は今すぐしないと消滅してしまう

過払い金には「消滅時効」というものがあります。

最後に借入・返済をした日から10年が経過すると、それ以前の過払い金を請求する権利は時効で消滅してしまいます。

ちなみに、一度全額返済をして再び借り入れるまで取引がなかった期間があったとしても、最後の取引から10年以内なら過払い金請求が可能です。

早くしっかり回収したいなら弁護士へ相談

過払い金請求は個人で行うことも出来ますが、弁護士へ依頼して行うことをおすすめします。

貸金業者との交渉や裁判所の出廷など時間と労力を必要とするため、依頼した方が単純に苦労しないからです。

また司法書士に相談するよりも、弁護士に相談をした方が、より早く多めに過払い金を取り戻すことができます。

過払い金請求にかかる費用

過払い金は基本的に成果報酬としている弁護士事務所がほとんどなので、相談は無料で出来ます。

ですから、迷っているのであればひとまず相談だけでもすることをおすすめします。

全体でかかる費用は以下のようになっています。

行程 費用
着手金 0円
解決報酬 20,000円程度
過払い報酬 回収した過払い金の20%程度

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